企業ランキングの見方
お給料が高い会社は? お給料が安い会社は?
上位に挙がってくるのは、社歴が長い、大学卒の社員が多い、社員の勤続年数が長い、業績が好調である、女子社員の比率が低い、などの理由が考えられます。反対に、お給料が安い会社は一般的に女子社員が多い、社歴が浅く、社員の勤続年数が短い、業績不振が続き、企業の支払い能力が低下しているなどが考えられます。また業種別にみると、製造業よりも非製造業の方が給料が高く、金融業、放送・新聞などのマスコミ系などは高いことが知られています。社員が長く勤めている会社は? 社員が長く勤めない会社は?
上位の会社に共通しているのは、企業に将来性がある、労使関係が安定している、賃金が業界平均以上である、社員の能力開発に熱心である、人事考課が公正である、などの性質があると考えられます。一方、社員が長く勤めない会社は、会社に将来性がない、賃金が業界平均を下回っている、勤務時間が不規則である、サービス残業を事実上強制されるなどの事実がある、などの状況にあると考えられます。成長している会社は? マイナス成長している会社は?
上位の会社に共通しているのは、売上高に貢献するヒット商品やサービスが続出している、研究開発に熱心で、5年後、10年後などの次世代の商品群を持っている、積極的に市場を研究し、ニーズに合った新商品を開発する力に優れている、社員の教育に熱心で社員にやる気がある、などの特長がある会社です。その反対に、マイナス成長の会社は商品やサービスに競争力がない、安売り競争に巻き込まれやすく、販売価格が下がりやすい、商品が陳腐化し、時代の変化に立ち遅れているなどがマイナス成長の要因として考えられます。利益を伸ばしている会社は? 利益がマイナスの会社は?
上位に挙がっているのは、他社商品やサービスにはない独自性があり、販売価格を自分で決められる、需要の規模が大きく、今後の成長性も期待できる商品を持っている、安定した顧客を有しており、他社にはないサービスなどで顧客を囲い込んでいる、原料価格が安定しており市況に左右されないというような特徴を持っている会社です。一方、利益がマイナスの会社に共通するのは、商品に競争力がなく、価格変動の影響を受けやすい汎用品が多い、原料価格の変動の影響を受けやすく、合理化努力や生産性の向上が望みにくい、財務体質がぜい弱で、支払い利息などの金利負担が重い、などです。借金のない会社は? 借金が多い会社は?
借金のない会社に共通しているのは、業績が順調である、営業キャッシュフローから投資キャッシュフローを差し引いた残りのフリーキャッシュフローが潤沢である、収益力があるため、内部留保が積み上がっている、などが考えられます。しかし、取引銀行との円満な関係を維持するため、少額ながら借入金がある会社がありますが、それをはるかに上回る現金・預金があるため、こうした会社のことを実質無借金会社と呼びます。反対に、借金の多い会社は? は設備投資資金を銀行などの借入金に依存したものの、競争激化などで借金を返せるだけの利益があげられなかった会社です。重厚長大産業といわれる鉄鋼、化学、造船などの企業や一部の流通業にこうした傾向は見られましたが、最近は事情が少し変わってきています。人気のある会社は?
登録企業への登録が多い会社を示しています。どんな会社が注目を集めているかがわかります。意外に注目されている優良会社も見つかるかもしれません。株価が下落している会社は?
株価は一般的には、当期利益を発行済み株式数で割った1株利益の何倍まで買えるかで決まるといわれています。これは株価収益率といわれる考え方です。例えば、1株あたり利益が100円とし、仮に10倍まで買えるとすると、株価は1000円になります。この考え方のポイントは、当期利益を実績ではなく、予想利益を使う点にあります。予想利益は投資家が予想しますので、株価が乱高下するわけです。また、経営不振の噂が市場に流れると、倒産するかもしれないという風評被害などで株価が下落することがあります。 財務内容が健全であることを、経営者が市場に対してきちんと説明することが風評被害をなくすための基本になります。
